不倫の修羅場〜浮気相手の奥さんが乗り込んできて包丁を持ち出し

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不倫セックス

わたしが、家庭を持っている人を好きになったのは、20歳の時でした。

 

彼は、38歳で、奥さんと、小学生の子供が2人いました。

 

出会いは、わたしが働いていたコンパニオン会社の副社長でした。

 

送り迎えが付いている会社で、副社長が送り迎えを担当してくれる事が多く、自然と仲良くなりました。

 

最初は、わたしにも彼氏がいましたし、彼にも奥さんがいるのを知っていたので、仲はよかったのですが、不倫関係になるとは思ってもいませんでした。

 

ですが、わたしの恋愛は遠距離恋愛だったため、なかなか彼と会う事が出来ず、3ヶ月に一回会う事が出来れば良い方で、毎日、とても寂しい気持ちはありました。

 

そんな中、仕事での疲れや、愚痴も理解してくれて、毎日のように顔を合わせて、ゆっくりと話をする時間のある彼に、どんどん惹かれていく自分がいました。

 

奥さんがいるのを知っていたので、好きにならない様にと、自分に言い聞かせていたのですが、いつの間にか、わたしの中には彼の存在が大きくなっていました。

 

遠距離恋愛の辛さもあり、しょんぼりしている時に、彼に優しく話しかけられ2人で飲みに行き、その日のうちに、男女の関係になりました。

 

男女の関係になってしまい、これは不倫だ!早く辞めなければ。 と、思えば思うほど、彼と別れたくなくなりました。

 

私は一人暮らしをしていたのですが、不倫関係になった日から、彼は毎日のように、私の家に寄ったり、泊まったりする様になりました。

 

奥さんとは、あまりうまくはいっていない様でした。 子供がいるので別れたりはしないが、別に別れるなら別れても良いという感じでした。

 

わたしからは、あまり深く聞かない様にしていました。 聞いてしまうと、今後どのようにしていく気なのか、気になってしまうからです。

 

彼から、あまり深く家庭の事を聞かなかったからというのもありますが、なによりも毎日のように彼と一緒にいたので、不倫をしているという罪悪感は特になく、普通の恋人同士のような風にしか思っていませんでした。

 

基本的には、わたしの家でまったりする事が多かったのですが、彼とわたしと、職場の子達とで、飲みに行ったり、カラオケに行ったり、旅行にいく事もありました。

 

不倫関係だからと言って、とくにコソコソしたりする事もありませんでした。

 

バレンタインは一緒にいましたし、ホワイトデーには、2人でバーに飲みに行ったりもしました。

 

また、誕生日には、部屋に露天風呂が付いている温泉旅館を予約してくれていて、サプライズで連れて行ってくれて、泣いて喜んだ事もありました。

 

ただ、クリスマスと、お正月は、やはり家庭持ちの彼とは、会う事が出来ませんでした。

 

私たちは、奥さんにバレないように、とくに気をつけている事はありませんでした。

 

彼は、女の子を扱う、コンパニオン業者をしていたので、わたしが彼に連絡をしても、仕事の話だと思われていたと思うので、好きな時に電話しましたし、なにか、隠すような事はとくにはしていませんでした。

 

家庭を持っている彼と付き合って、やはり、いつまでこの関係が続くのだろう? と、不安になる事もありましたが、まだ若かったわたしは、彼に家庭があることよりも、彼がわたしを好きで、一緒に居てくれるのならば、それで良いと、軽く考えていた部分もありました。

 

なので、奥さんと別れてと言ったりする事もなかったですし、不倫関係だからと深く悩む事もありませんでした。 悩む暇もないほどに、一緒にいる時間が長かったのと、仕事もプライベートも、彼といる事で成り立っていたので、別れると考える事もありませんでした。

 

家庭持ちの彼との恋愛でしたが、周りの同年代のカップルよりも、楽しく、充実して、安定している関係を作る事が出来ていたと思います。

 

彼の奥さんに対しても、最初こそは罪悪感を感じたりもしましたが、いつの間にか罪悪感を感じる事もなくなり、全くと言って良いほどに気にしていませんでした。

 

子供に関しては、このまま彼が奥さんと別れて家庭を壊してしまうと、子供が可哀想かな? と、軽く考える程度でした。

 

もし、そうなってしまった場合でも、子供は奥さんが取るだろうから、わたしが見なければいけないと言う事になる事も無いだろうと、なにかあった場合の安心すら感じていました。

 

その時は、奥さんに不倫関係がバレても謝ればどうにかなると思っていましたし、それで離婚となれば、彼はわたしだけになるので、それはそれで良いのではないか。 とすら、思っていました。

 

慰謝料も、最悪の場合、彼がわたしの分も奥さんに支払ってくれると思っていたので、深く考える事もありませんでした。

 

そんな呑気に過ごしていたある日、わたしと彼が、わたしの部屋でまったりしていて、ちょうど、ベッドに入ろうかと思った時でした。 夜中だと言うのに、インターフォンが何度も何度もなりました。

 

なんだろう?と思い、彼が玄関を開けると、そこには奥さんと、知らない男性2人が立っていました。 その男性2人は、探偵さんでした。

自殺未遂

わたしの部屋にあがり、話し合いとなったのですが、奥さんは、荒れてしまい、包丁を持ち出し、わたしと彼の前で、自殺しようとしました。

 

彼と、探偵の方で、必死に止めて、また包丁を持ち出し、の繰り返しが朝まで続きました。 盗聴なども仕込まれていたので、2人の不倫関係は、否定しようがありませんでした。

 

わたしは、彼と別れると言う事になりました。

奥さんは、その日は、とりあえず彼と探偵さんと帰って行きました。

 

わたしは、今回、奥さんの手前、彼と別れると言いましたが、別れる気はありませんでした。

 

ほとぼりが冷めるのをとりあえず待とうと思っていたのですが、奥さんが、探偵を雇った事で、わたしも知らなかった事を知るきっかけとなりました。

 

彼の浮気相手はわたしだけではありませんでした。

 

同じコンパニオン会社で働いている子と、飲み屋の女とも付き合っていました。 その真実を知り、わたしは彼と別れる決意をしました。 こんな形で、わたしの不倫生活は幕を閉じました。

 

奥さんも、彼とは離婚して、子供と幸せに暮らしているようです。

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